みなさんこんにちは。
すてきマイスター・ヨガインストラクターの服部知恵です。
私はヨガインストラクターを仕事としていますが、
マッサージの勉強のため毎年タイへ2週間行きます。
なぜ毎年タイに行くかというと…タイには、トークセンの師匠がいるんです。
トークセンとは、木槌で身体を調整していくマッサージです。
何故この変わったマッサージを習うことになったかというと、4年前、
タイに初めて父と2人で旅行に行った際、
骨折して固まりきった父の手をあと3回で治せると断言した先生に感動し、
一回の施術でもかなり効果が出たことによって、
諦めていた父の気持ちが変わったからです。
私はそれからトークセンを学びたいという気持ちになりました。
人の思いや身体を変えるパワーがあると知ったからです。
翌日に帰国だったので結局3回の施術はできませんでしたが、
度々先生の所に来られない父の代わりに、
私が先生の元でトークセンを勉強して日本で父を治そうと思ったのがきっかけです。
父は帰国してからもう一度リハビリを始めたのですが、
お医者さんに腕の状態を検査してもらい治るか尋ねたそうです。
そこで完治は無理と言われ、せっかくのやる気を喪失して帰ってきました。
私は、何だか切ない気持ちになったのを覚えています。
翌年、トークセンを習って帰国し、父の肘を施術しました。
施術をすると調子は良くなるのですが、元には戻りませんでした。
やはり、時間と父の身体を変えようとする意思が必要だと思いました。
もちろん、私の技術の向上と気持ちも必要です。
これからも、施術をしていこうと決めました。