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冷え取りメソッド〜部分浴とあたたかくなる豆知識〜 presented by 渡邉亜紀子

●部分浴〜足湯と肘湯〜
●あったか腰マッサージ
●効果的なカイロの貼り方
●ぽかぽか実感!首まわりの保温

■部分浴~足湯と肘湯~

部分浴は体の一部をお湯につけ温めてあげることです。
全身浴や半身浴よりも部分浴の方が症状のある場合は効果が出ます。

乾燥や喉が痛いとき、咳が出る時には足湯がおすすめです。
普段のお風呂より熱めのくるぶしぐらいまで
つかれるお湯(42~43°)に足を入れ5~6分入れます。

冷えないよう足まわりにバスタオルをかけると保温効果にもなります。
5分経って足を見て赤くなっていない時は
血行が良くなっていないのでさらに2分入れましょう。
出た後は水分補給をし、すぐに休んでください。

■あったか腰マッサージ

骨盤は体の中心なので、骨盤をこすってあげると、
体中の血流の流れが良くなり暖まります。
身体の中心が温まれば手足も次第に温まります。
たったの10秒でぽかぽかしてくるのでぜひお試しください!

仙骨(背骨の一番下と骨盤の間ぐらい)を確認してください。
仙骨の上に両手をあてます。
10秒ぐらい上下に思いっきりこすります。

■効果的なカイロの貼り方

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骨盤調整セルフチェック

骨盤は体の土台です。見て分かるぐらい骨盤の左右がずれているということは、体がかなりずれているということ。
また、一見ずれていないようでも、末端に行くほどずれは大きくなるので、左右の足の長さを比べると小さなずれが発見できます。
まずは自分の身体の左右の差を確認しましょう。 そして体をほぐし、左右の差を整えていきます。
ゆったりと呼吸をしながら、一連の動きをおこないましょう。
今回はすてきマイスターの大久保さんをゲストに招き、5つの動きを通じて体の左右差を知り、ほぐして整えていきます。

■体のクセを見る・その1(座った姿勢)
■体のクセを見る・その2(仰向けに寝転んだ姿勢)
■足を動かしながらほぐし整える・その1
■足を動かしながらほぐし整える・その2
■足を動かしながらほぐし整える・その3
※体調の悪い時や妊娠中の方、痛みや違和感を覚えた時はおこなわないで下さい

渡邉(以下:W)「大久保さんが一番気になっているのは肩と首のこりということで…」
大久保(以下:O)「そうですね、肩こりが激しくて、猫背も気になります」
W「わかりました。骨盤から背骨、肩や首回りはつながっているので、
   肩や首をほぐしながら骨盤にアプローチしていこうと思います」
O「はい!」
W「あと、骨盤の中には生殖器が入っているので、月経不順や婦人科系の不調が改善されることが多いようですね。
   それから、冷えも気になるところですよね。
   一番大切な骨盤の内側があたたまると体全体から末端まで暖まっていくのでいいと思います。
   それでは実際に大久保さんの体のクセを見ていきましょう」
O「よろしくお願いします!」

W「まず、体のクセを見ていきます。
   一番分かりやすい方法は左右の足の長さを見てもらうことです。
   手を後ろについて足を伸ばし、ゆらゆら揺らして力を抜いてください。
   そこで足首を見ます、わかりますか?」

  

O「なんとなく左のほうが長いような…」
W「ですよね。次に膝の位置を見てみましょう。
   ひざまわりのお肉の付き方の違いを見ると左のほうが少しお肉付いてますし、
   左のむこうずねの下あたりの色が白いです。
   つまり、左足の方が長くて白いということは老廃物が流れやすくて詰まりにくいということ。
   反対の右足は軸足で重心がかかりやすいので、大久保さんのように立ち仕事ですと、
   自然と右足に負担がかかってしまうんです。
   だから大久保さんの調整としては、左足が緩いので少し締めていき、
   右足は締まりやすいので少しほぐして流してあげる…そして左右差をなくしていきましょう」

手を後ろについて足を前に投げ出して座り、少し開いて力を抜きましょう。
足を見てしまうと意識して揃えてしまうので、見ないで軽く揃えます。

●足首を見る
   ・内くるぶしの位置がずれていると体調が悪い
   →位置が常に同じという人はほぼいません。
   毎日ずれをチェックして体調を判断します。

●膝の肉のつき方、皿の位置、足の色を見る
   ・長く白いほうの足は、リンパの流れが良く
    老廃物がつまりにくく緩んでいる
   ・短いほうの足は、軸足になっていて重心が乗り、
    強ばってしまっている
   →しまっているをほぐしてリンパの流れを足良くしてしてあげましょう

W「平らな床に仰向けに寝転がって、
   おしりやふくらはぎのマットに触れている部分を感じていきましょう。
   おしりはどちらのほうが接地面が広いですか?」
O「左のおしりの方が広いですね」
W「では少し足を開いてパタパタと揺らしてみてください。
   軽く頭を起こして見てみましょう…軸足の右側に寄ってますよね?
   では、一度わたしが真ん中に寄せます。どうですか感覚的に左に寄ってる気がしませんか?」

O「すごい寄っている感じ!違和感があります」
W「(笑)でも、実はこれでまっすぐ揃っている状態なんです。
   次は上半身です。どちらの肩がマットについている感じですか?」
O「左です」
W「なるほど。上半身と下半身のねじれはそんなにないみたいですね。
   大久保さんの場合は全体的に左にゆがんでいるという感じですね。
   それでは、右の鎖骨を開いて右肩をマットにつけるようにしてみましょう…」

O「おお~っ!なかなか厳しいですね(笑)」
W「これで頭の位置はほぼ体の真ん中です。この状態を覚えておいて下さいね。
   次は足を腰骨幅くらいに開いて腰から下を左右に揺らしましょう。
   揺らした時にどちらにアクセントが付いてますか?
   右と左、揺らしやすいのはどちらですか?」

O「右のほうが揺らしやすいです」
W「ということは、普段のクセと逆にしたいので、
   左、左と左側にアクセントを付けて揺らしてみてください」
O「やりにくい~!足がつりそうです!」
W「では動きを止めて足を閉じましょう。
   さきほどの体の真ん中に頭がある状態を思い出して、まっすぐにしてみましょう。
   そして自分で腰骨の高さを見て確認しましす。おしりはどうですか?」
O「両方ともペタッとマットに付いてます」
W「はい、これで体はほぐれましたね。
   というわけで調整の方法としては自分の左右差を確認して、
   脱力して緩めておいてから、整えていくという感じです」

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